秋田内陸縦貫鉄道・上桧内
~若松家編~ 神社を後にした私たち一行が次に向かったのは、今まさに最後の収穫をむかえていたほうれん草ハウス。広大な敷地で、きれいな空気と水で育ったほうれん草は、瑞々しくしっかりとした味わい。お土産までいただいてしまいました。 途中、民家の出先で見つけた湧水。大根を洗っているのかな。 鷹巣行きとみられる車両が到着。…と思ったら、ベストタイミングで角館行きが!そうか、交換待ちだったのですね。。。 地元に代々姓を構える若松家(本家)。威風堂々とした外観に圧倒されました。 若松家の方が、あたたかくもてなして下さいました。がっこの盛り合わせと、今が旬の西明寺栗。ブランデーで一昼夜コトコトと煮込んだ自信作です。戸外での、がっこちゃっこなひととき(笑)。 かつて厩として使われていた小屋(現在は車庫として使用。時代の流れですね)の前に、目を奪われるような紅葉の巨木がありました。門脇さんが小さい頃から子どもたちの遊び場だったといいます。いったい何人の子供たちの木登りをさせて、何枚の紅葉を色づかせてきたのでしょう。眼下に広がる町を見守るかのように静かに佇んでいました。 内陸線を守る会の旗を持ち、しゃんしゃんと歩く門脇さん。その後姿は勇ましく、御歳80も半ばを過ぎたとは思えないほど。 集落を活性化させるためには、建物や景観を守る活動をするのも大事ですが、地元の歴史を作ってきた彼らに何らかの形で桧舞台に立っていただき、歴史を次に伝えていただく場を設けることが大切だとも思います。 ☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆…::。。・;゜゜゜;・。。::…☆ ~秋田内陸縦貫鉄道・上桧内~紙風船編に続く~ よどぎみでした。
by akitagt
| 2009-11-06 16:32
| 県南情報
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